手狭な東京港にこれからクルーズ船がどんどん入ってくるようになる(資料写真:筆者撮影、以下同)
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(姫田 小夏:ジャーナリスト)
新橋とお台場、豊洲を結ぶ東京臨海新交通臨海線(通称「ゆりかもめ」)の「船の科学館」駅の駅名が、いつの間にか「東京国際クルーズターミナル」に変わっていた。今年(2019年)3月に変更されたというが、東京都民でもこの駅名変更を知らない人は多い。駅周辺の行先案内板も旧駅名のままである。
周辺の案内板は旧駅名のまま
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東京都は臨海副都心の青海地区で、世界最大級の客船に対応可能な「東京国際クルーズターミナル」の整備を2020年7月の開業に向けて進めている。
近年、クルーズ船はどんどん大型化している。そのため、船によってはレインボーブリッジの下を通過して晴海埠頭に寄港することが困難になってきた。そこで、レインボーブリッジの手前に新ターミナルを建設することになったのだという。
晴海埠頭、レインボーブリッジ、東京国際クルーズターミナルの位置関係。東京港に入港した船が地図上部の晴海埠頭に行くには、レインボーブリッジの下をくぐらなければならない(Googleマップ)拡大画像表示
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