こうして、鼻高々のお土産お披露目、贈呈式は成功裏のうちに幕を閉じた。ちなみに、私の両親と友人への贈り物も、後日、外のレストランで同じように食事会を開き、やはり直接お土産を手渡した。
日本旅行を振り返って
こうして、旅行前の準備から始まった私の日本旅行奮闘記は、お土産贈呈式をもって無事終了した。
改めて思ったのは、個人旅行というものの大変さだ。団体旅行ならば、申し込んだ後はツアーのガイドについて行くだけで良いのに、個人旅行は全て自分で調べて、旅行の日程も自分の力でこなさなければならない。しかも、今回は家内と子供、さらに家内の両親を連れての初めての日本旅行。我ながらよく頑張ったものだと、自分を褒めたいと思う。
家内の両親も、行く前はいろいろ言っていたくせに、今ではすっかり日本びいきになり、今度の連休には仲の良い友人同士でまた日本へ行く計画を立てている。旅程を組み立てるのは予想通り私になりそうだ。
家内は家内で、日本へ旅行したことでそれまでの日本好きがさらに燃え上がり、ECサイトやアプリなどで、以前にも増して日本の商品を購入するようになった。最近では、「日本に住めたらもっとたくさん日本の商品を安く買えるのに」と言い始めており、このまま日本好きになれば、最終的に「日本に住みたい」とか言い出しそうで、少し不安だったりする。
とはいえ、私ももう一度、ぜひ日本へ行きたいと思っている。次回は、関西ではなく、東京や北海道にも行ってみたい。そして今度は夫婦水入らずで。
日本にはたくさんの魅力的な商品が売られているからもちろん買い物も楽しいのだが、個人的には次に日本へ行ったときには、もっと日本の文化、例えば日本料理を作る、伝統家屋に泊まる、花火を見る、屋形船に乗る、相撲を見る、などのアクティビティを体験したいと思っている。