今週の1位は「『逆オイルショックが再来?シェールオイルがもたらすエネルギー情勢の激変」だった。このところ急速な円安局面を迎えており、産業界の一部からは輸入品の高騰を招くとして懸念の声が上がり始めている。その最たるものが石油や天然ガスなどのエネルギー関連だと言える。

逆オイルショック、スコットランド、中国の金が1、2、3位

今週のランキング
順位 タイトル
1 「逆オイルショック」が再来?シェールオイルがもたらすエネルギー情勢の激変
2 スコットランド独立:英国の連合体制の終焉か?
3 軍事より怖い、中国が世界一の金保有国になる日
4 抗うつ剤に頼る米国、いまや服用者が3000万人
5 LG社長が洗濯機を壊した? サムスンが捜査依頼
6 世界はスコットランド分離に「NO」と言っている
7 英国を分割するには時期が悪すぎる
8 嘘で日本を貶め続ける朝日新聞が背負うべき十字架
9 エグゼクティブ狙う中国人スパイのハニートラップ
10 日中首脳会談は「前提条件なし」で開催されるのか?
11 微笑むことを知らないウラジオストク
12 中国人訪日客激増で露呈する日本の外国人旅行者受け入れ能力不足
13 韓流スターの凋落、モラル欠如で激しいバッシング
14 ロシアは最も危険な隣国だ
15 自衛隊の「AAV-7」大量調達は世紀の無駄遣いだ
16 ギャンブルが教えてくれる社会保障費とその対策
17 世界史に見る9月11日、多くの国の運命を左右した日
18 世紀の住民投票から一夜明けた英国は・・・
19 グーグルの狙いは50億人の非スマホユーザー
20 「信頼」を武器にバングラデシュ市場を切り開け

 確かに行き過ぎた円安は問題だが、ことエネルギーに関しては原油価格の低下が顕著になっている側面がある。

 この記事が指摘するのは、「世界が逆オイルショック時代を迎えている」という事実である。

 あまり聞き慣れない言葉だが、実は今から30年前にそうした環境を経験しているという。

 現在、原油価格は1バレル100ドル程度で推移しているが、この価格は実は高そうに見えてインフレ要因を取り除くと30年前の水準とあまり変わらないという。

 さらに、世界における石油の消費量は人口が増えているにもかかわらず頭打ちになっており、今後原油価格が大幅に上昇する環境にはないと指摘する。

 エネルギー問題は日本の政策に大きく関わることだけに、"常識"にとらわれず、こうした指摘にも真摯に目を向けることは必要だろう。

 2位は、英エコノミスト誌の「スコットランド独立:英国の連合体制の終焉か?」。これ以外でもスコットランド独立問題をあつかった記事が数多くランキング入りしている。

 3位に入った「軍事より怖い、中国が世界一の金保有国になる日」は新しく始まった連載である。

 中国の軍事拡大はアジア地域にとって大きな脅威となっているが、中国は軍事的覇権だけでなく、経済的覇権を取るために着々と準備しているとこの記事は指摘している。

 世界最大の金産出国であり、かつ世界最大の金輸入国になっている中国は、まだ推測の域はでないものの、米国に代わる基軸通貨国を目指していると見られる。

 それ自体は軍事的脅威に比べれば大きな問題ではないかもしれないが、民主化されていない大国による経済支配が進めば様々な問題が出てくるのは事実。私たちはこうした点にも注目しておく必要があるだろう。