サンクトペテルブルクで与党支持率は13〜15ポイント落ち込む
ロシア軍はわずかな前進を続けるため高い代償を払っている。昨年1月1日~12月9日にかけ約4669平方キロメートル(領土の0.77%)を制圧したが、死傷者は39万1270人。1日当たり13~15平方キロメートル前進するも1平方キロメートル当たりの死傷者は83人にのぼる。
ラトビアを拠点にする独立系メディア「メドゥーザ」(2月20日付)によると、ウラジーミル・プーチン露大統領を支える与党・統一ロシアの北西連邦管区における支持率は直近数カ月で平均10ポイント低下。特にサンクトペテルブルクでは13〜15ポイントという深刻な落ち込みを見せる。
戦争の長期化に伴い、ロシア国民は経済的な代償を支払わされている。特に野菜、肉など食料品の大幅な値上がりと昨年後半からの光熱費など公共料金の値上げが国民の不満を高めている。住宅ローンの金利上昇や不動産価格の高騰で庶民が家を持つのは極めて困難になっている。
戦争を継続するプーチン氏は昨年12月、「われわれの部隊は自信をもって前進し、敵軍を粉砕し、敵の部隊・集団戦力・予備軍を撃破している。西側のセンターで訓練され、最新の外国製兵器を装備した、いわゆるエリート部隊も含まれる」と演説した。