「これはまだ物語の始まりに過ぎない」
「問題はこの2カ月で記録がすべて破棄されたことだ。バッキンガム宮殿にアンドルー容疑者の執務室があったので、情報機関を含む関係者がアンドルー容疑者を監視していたのではないか。提出可能な資料が大量に収集されていたはずだ」(ロウニー氏)
アンドルー元王子と、元妻のセーラ・ファーガソンさん(写真:ロイター/アフロ)
「アンドルー容疑者と元妻セーラ・ファーガソンさん(66)の金の流れを追跡しなければならない。歳入関税庁(HMRC)は調査官を投入する必要がある。おそらくコンピューターのハードドライブに記録されているだろう。これはまだ物語の始まりに過ぎない」とロウニー氏はいう。
【木村正人(きむら まさと)】
在ロンドン国際ジャーナリスト(元産経新聞ロンドン支局長)。憲法改正(元慶応大学法科大学院非常勤講師)や国際政治、安全保障、欧州経済に詳しい。産経新聞大阪社会部・神戸支局で16年間、事件記者をした後、政治部・外信部のデスクも経験。2002~03年、米コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。著書に『EU崩壊』『見えない世界戦争 「サイバー戦」最新報告』(いずれも新潮新書)。



