党内で失われている自民党の選挙ノウハウ
そんな中、面白い動きがあります。東京20区では、われらが木原誠二さんだけ公明党さんがガッチリ支援しているのです。これはどう見ても、創価学会副会長の佐藤浩さんとの個人的な友情に基づくものでしょう。また地元のご縁なのか、これまた復権を狙う武田良太先生のところに公明党さんのご支援が!本当にありがとうございました。
ただ、公明党支持が剝げ落ちた他の都市部選挙区では、各種調査で軒並み野党と互角か苦戦に落ち込んでいます。どうしてこうなったのか。解散当初は260議席取れるという話もあったはずなのに。今後の政界に木原誠二さんは大事なので健闘を祈念する次第です。
そして、自民党にとって唯一の救世主と言えるのは、国民民主党さんがいろんなところで候補者を立ててくれて、中道改革連合と派手にカニバリゼーションを起こし、野党票を削ってくれていることです。ありがとう玉木雄一郎さん。
昔の野中広務さんのような人だったら、裏から日本共産党にカネを渡して候補者を立てさせ、野党票を割らせるぐらいのことはやりたがったでしょう。でも、今の自民党執行部は偉い人たち皆さん非常に穏やかな人格者で、ジェントルマンすぎます。
そういう意味では、過去に蓄積してきた「自民党の選挙」のノウハウがまったく引き継がれていないのは懸念材料と言えます。大型選挙ごとに選挙対策本部が入れ替わるので、経験値がリセットされてしまう。これは割と深刻な問題です。
かつての自民党は、泥臭い選挙戦術に長けていました。地方の後援会組織を通じた票固め、業界団体との連携、そして野党を分断する工作のあり方。そうした政治にまつわる人間ならではの「技術」が失われつつあるのではないでしょうか。
他方、参政党さんは元気がありません。当初は比例のみで17議席ぐらい取るのではないかと危機感をもって見ていましたが、公示に向けて盛り上がるべきところ横ばいの状態です。
昨年の参院選で7.0パーセントと躍進した支持率は、高市政権誕生後の11月には4.5パーセントとなり、今回は4.3パーセント。自民党や国民民主党などに流出しています。
この低迷の原因は何でしょうか。一部では、ロシアからのSNSブーストがなくなったという指摘があります。こっちもずっと見てるけど、ロシアはあんまり今回動いてこんなあ。
また、高市早苗さんの台湾・存立危機事態をめぐる国会答弁で中国が激怒していることに対して、参政党さんの国士の皆さんがダンマリだったことも影響しているのかもしれません。知らんけど。
お金集めだけに邁進しているのかもしれませんね。可哀想なのは支持者の方々です。