ビートたけしさんへの感謝、ベナンに「たけし日本語学校」
安田:ゾマホンさんが駐日大使だった時、日本を含めアジアで10カ国以上の大使を兼任されていましたよね。ベナンの国家規模と距離の遠さゆえ、個々の国に大使館を開設することが難しかったためかと思いますが、各国行脚、お疲れ様でした。
ゾマホン:私は2012年から2016年まで駐日大使でした。行ったり来たりの連続で、ベナンの大使の中でも最も忙しい大使だったと自負しています。
安田:韓国や北朝鮮での大使も兼任されていましたから、それぞれの国に訪問されていますよね。
ゾマホン:2012年10月には韓国を訪問し、大統領とも会いました。北朝鮮には、中国から列車で平壌まで入りました。北京から行き、日本や韓国の政府関係者とも連携していました。ベナンからの申し出として、北朝鮮による日本人の拉致問題について、圧力と対話の両方を使って取り組みました。多くのアフリカ諸国と連携し、10年以上動いてきました。
安田:当時は日本政府がゾマホンさんのパイプを通じて、北朝鮮の国家中枢とコミュニケーションを取っていた。知られざる話です。
ゾマホン:その通りです。外交はお金ではなく、人脈です。コネがなければ何も動きません。外交の話ですので、北朝鮮の件の詳細はお話しできませんが。
安田:ゾマホンさんはベナンでの日本語教育にも力を入れられています。その一つが「たけし日本語学校」ですね。
ゾマホン:日本は安全で、安定し、発展した国です。世界中を回りましたが、日本ほど安心して暮らせる国はありません。この日本の素晴らしさを世界に伝えたい。その思いから、2003年にベナンに「たけし日本語学校」を設立しました。ビートたけしさんへの感謝の気持ちから名付けました。ビートたけしさんは私にとって、神様のような存在です。
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