同日のMARCH対抗戦では27分台が8人
八王子ロングディスタンと同日(11月22日)のほぼ同時刻にはMARCH対抗戦が行われた。昨年は10000mでA(青学大)とC(中大)の5人が27分台に突入したが、今年はさらに凄まじかった。最終4組は両校の合計8人が27分台をマークしたのだ。
青学大は黒田朝日(4年)が27分37秒62の大学新で全体トップを飾ると、折田壮太(2年)が27分43秒92、宇田川瞬矢(4年) が27分49秒90、飯田翔大(2年)が27分49秒90、佐藤愛斗(2年)が27分55秒93。中大は藤田大智(3年)が27分40秒50、溜池一太(4年) が27分52秒18、濵口大和(1年)が27分53秒85の自己ベストで駆け抜けた。
「10000mの27分台を10人揃えて、勢いに乗って箱根駅伝を迎えたい」という藤原正和駅伝監督の願いは届かなかったが、中大の27分台ランナーは7人に増加。箱根駅伝の登録選手上位10人の10000m平均タイムで初めて“27分台”に到達する可能性が高い。
前回は1区吉居駿恭が飛び出して、5区の途中までトップを独走した中大。来年の箱根駅伝でも自慢のスピードで1区からぶっちぎるつもりでいる。
