今回の釣行
今年の4月は強風を含めて荒天の日が多く、ようやく休日に釣行可能な日が見つかり、4月下旬に木更津の沖堤防への釣行となりました。
1.時期:4月下旬
2.時間帯:午前5時~11時頃まで
3.潮回りは大潮。当日は下げ3分から上げ1分あたりまで
4.海況:北東の風速3~4メートル
5.狙う魚種と釣り方の組み立て
① 20センチ前後のアジの数釣り。のべ竿に大きめのトリックサビキとコマセを使ったサビキ釣り。
②サビキやフカセのアタリが止まる、または全く釣れない場合にはアジがいそうな沖目のポイントを投げサビキで広く探っていきます。
③第2部として、キスの活性を探るため、50~70メートルの飛距離で、サビキながら広くポイントを探っていきます。
6.道具
①5.3メートルの硬調の渓流竿(のべ竿)。
②投げサビキ用に9フィート(約3メートル)の胴調子のライトルアーロッドにPE1.5を巻いた2500番のリール。
③キス用に10フィート(約3.3メートル)の先調子のシーバスロッドにPE1.5を巻いた2000番の。リール
7.釣況
釣行当日は3メートル強の冷たい北東の風が吹き、最高気温も16度となる予報。前日までの23度付近の温かく安定した日々からは急落。
さらに千葉県の木更津に向かう途中のアクアラインで見た吹き流しと風速計の表示は、北風9メートル。
釣行前にネットで調べた釣行地域の海水温は16度でありましたが、この冷たい北の強風に海面が洗われることで、現地ではアジの最低活性水温を割ることも予想され、前日のアジの釣果情報を軸にした期待はいったんリセット。
対応する作戦を考えながら、現地に向かいます。

開始後、アジを集めるために手返し良く下カゴからコマセを棚に出していきます。
大潮で流れも速いため、少し工夫して潮上寄りに仕掛けを潮の流れに乗せて動かし、同調させていきますが、全くアタリがありません。
やはり厳しい模様。
しばらくすると、潮下で強風でもうまく仕掛けを入れているアジング(ルアーを使ったアジ釣り)の人たちにヒット。
状況から足元には入ってこないと判断し、少々早めではありますが、アジが溜まっていそうな正面・沖目の深場を広く探っていきます。
しばらくすると読みが当たり、50メートル付近でヒット。待望の20センチほどのアジが釣れます。
ようやく見つけたポイントですが、PEラインが強風に煽られて投入に四苦八苦。痛恨のバラしなども重ねているうちに数匹追加で地合いは終了。
何とも寂しい結果となりました。

一方、努力賞として酢締めに最適なサイズのコノシロがゲストで掛かり、好物が加わりました。
残り時間が少なくなってきたため、予定のキス釣りに入ります。
こちらは毎投アタリが出るものの、活性が低いのか食いが浅く掛かりません。
久しぶりとはいえウデのなさを嘆きながら、少し確保できたところでタイムアップとなりました。