ダート王フォーエバーヤング、サウジカップに挑む!

「サウジカップ」開催当日はダートコースのレースが3レース(G1、G2、G3各1レース)、芝コースのレースはG2が3レース行われますが、この6レースに登録している日本馬の頭数を合計すると、150頭近くもありました。

 この原稿を書いている14日現在で、この中から出走の可能性の高い馬は16頭ほどでしょう。国際派として知られる矢作調教師は厩舎の馬を29頭登録しています(そのうち2レースに重複登録している馬は4頭)。なかでも先月この連載第13回で取り上げた、日本のダート王・フォーエバーヤング(矢作厩舎所属)が出走予定のG1「サウジカップ」でどんな走りを見せてくれるのか興味は尽きません。

 同馬は昨年もサウジの地に遠征し、G3「サウジダービー」に挑戦し勝利しています(このときの1着賞金は約1億2000万円。「フェブラリーステークス」の1着賞金とほぼ同額です)。

 今年は、いよいよサウジ最大のレース制覇をめざすことになります。「15億円の激走」に期待しましょう。サウジカップは日本時間2月23日(日)午前2時40分の発走予定となっています。

(編集協力:春燈社 小西眞由美)