(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
拡大画像表示

「レベルと言えば変ですけど、土台の部分が上がってきている」

 11月末、久保建英はそんな言葉を口にした。ヨーロッパリーグのレアル・ソシエダ対アヤックス戦の後、過密日程の中でのコンディションや試合終盤でのスピードについて話していた時のことだ。

 この日、久保は2点目を決めチームを2-0の勝利に導いている。1得点1アシストの活躍だった。

地道な練習の積み重ねで一番進化した点

 今季も欧州でプレーする日本代表選手たち――特にチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグを戦うチームの選手――は、過密日程の中で戦っている。

 久保は9、10、11月とワールドカップアジア最終予選のため大陸間移動を毎月こなしながら、国内リーグ、ヨーロッパリーグ、国王杯の3大会で戦っている。クラブでも、日本代表においても主力だ。今季が終わる5月まで、いったい何試合でプレーすることになるだろう。