塩こしょうだけで仕上げるチキンソテー

料理を作る中川さん

 今回作るのは、ビールで漬け込んだチキンソテー。

「ビール酵母は、お肉のタンパク質を分解して柔らかくしてくれるんです。鶏肉だけでなく、牛肉や豚肉も少し漬けておくと、しっとり柔らかに仕上がります。ステーキなどもビールで漬けてから焼くと、おいしくなりますよ」(中川さん)

【材料(2人分)】

材料

鶏もも肉……2枚
塩、こしょう……各少々
ビール……150ml
付け合わせ……ベビーリーフ、トマト

【作り方】

1. 鶏もも肉の皮目に包丁の刃先で数カ所切れ目を入れ、塩、こしょうを振る。

2. 鶏肉にビールをかけ、20分ほど漬け込む。

3. フライパンを中火で熱し、鶏肉の皮目を下にして順番に両面を5分ほど焼く。器に盛り付けて付け合わせを添える。

 噛むたびにビールのうまみと香りを感じられるのも、このお料理のおいしいところ。塩こしょうのみで焼いているので、お好みのソースをプラスするなどのアレンジも楽しめます。晩酌のおつまみにもよし、ランチ飲みにもパッと作れますよ!

【教えてくれた人】

中川佑衣さん(栄養士・食育インストラクター)中川佑衣さん(栄養士・食育インストラクター)。写真家の父と料理研究家の母のもとで小さい頃から食べ物に興味を持ち、資格取得後料理の道に進む。主に企業向けレシピ開発からコーディネートまで行い、身近な食材でお手軽に作れるレシピ提案をしている。ここ数年はクラフトビールにハマっていて、さまざまなブルワリーに足を運んでいる。好きなクラフトビールはラガー系。