激怒したベテラン記者が相次いで辞任

 オーナーの介入に激怒したエディターの一人、ボブ・ケーガン氏は即刻、ワシントン・ポストを退社。

 ピューリッツアー賞受賞のモーリー・ケーガン、デイビッド・ホフマン両氏が論説委員を辞任、コラムニストのミシェル・ノリス氏も退社した。

 ウォーターゲート報道の名物記者、ボブ・ウッドワード、カール・バーンスタイン両氏はオーナーを非難する声明を出し、編集局記者・コラムニスト二十数人が購読者に購読をやめるよう訴える公開書簡を発表した。

 決定が公表されて48時間の間にワシントン・ポストのデジタル版定期購読者20万人が解約したという。

(ワシントン・ポストのデジタル、紙媒体の購読者数は250万人。現時点での契約解除者は8%に上る)