5.ロシア南西部オルスクのレーダー基地を無人機攻撃
ウクライナは2024年5月26日、ウクライナから1500~1800キロ離れたロシア南西部オレンブルク州オルスクのレーダー施設を自爆型無人機で攻撃し、破壊(部分的と推測)に成功した。
このレーダーは、弾道ミサイル防空レーダー(Voronezh-M)であり、弾道ミサイルと航空機を約4500キロ離れたところから探知できる。
本来は、南向きの中央アジア正面だったとされているが、指向性を変更すれば、ウクライナから南部ロシアをカバーできる。
写真 オルスクの監視サイトと監視レーダー
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このレーダーは、黒海からクリミア半島、クリミア大橋、ロシア南部を飛翔してくる弾道ミサイルや戦闘機を発見することなどに効果的な監視ができるだろう。
このレーダーが破壊されたということは、ウクライナのミサイルや戦闘機が黒海を経由して行う攻撃を探知できないということになる。