静岡県知事選での発言を撤回する上川陽子外相。決起集会の応援弁士だったが、自らがマスコミの注目を集めていた=5月19日、静岡市内(写真:時事)静岡県知事選での発言を撤回する上川陽子外相。決起集会の応援弁士だったが、自らがマスコミの注目を集めていた=5月19日、静岡市内(写真:時事通信社)
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SPたちが囲んだ決起集会

 川勝平太氏の後継者を決める静岡県知事選は、自民党推薦で元副知事・総務官僚の大村慎一氏(60)と、立憲民主党、国民民主党推薦で元衆院議員・浜松市長の鈴木康友氏(66)が横一線で競り合っている模様だ。

 各メディアの情勢調査で激戦が報じられている2氏にフォーカスし、両陣営の動きを紹介したい。

 19日に開かれた大村氏の総決起集会には、応援弁士として、地元・静岡1区選出の上川陽子外務大臣が駆けつけた。

 だが、注目を集めたのは、前日18日の演説会で不適切発言をした上川氏がどのように対応するかということだった。

 上川氏の登場で、身辺警護をするSPが数多く取り囲んだ。上川氏の周囲だけでなく、会場のいたるところに警備に当たる警察官が配置された。

 まるで、上川氏を中心とした厳戒下での決起集会と言ってもおかしくなかった。

SPに囲まれた上川外務大臣(筆者撮影)SPに囲まれた上川外務大臣(筆者撮影)
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大村氏の総決起集会は厳戒体制が敷かれた(筆者撮影)大村氏の総決起集会は厳戒体制が敷かれた(筆者撮影)
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