いま世の中に出ている「学歴詐称」がもし事実であれば、小池百合子さんの受けるべき処遇も、これと同じものであると肝に銘じる必要があるかもしれません。

 というのも、ほかならぬ小池百合子さんもまた同じ第16回参議院選挙で「日本新党」から立候補、当選している。

「新間氏」と「小池氏」は参院議員同期なのです。

 この初当選の折、小池候補が「カイロ大学首席卒業」をどのようにPRしていたのか、ネットが普及する前の選挙でもあり、十分な裏は取れませんでした。

 しかし、翌1993年に衆院に鞍替えして7月18日、旧兵庫2区で当選、2年前まで素人だった小池さんは、いきなり「総務政務次官」に就任し、権力の階段を駆け上がり始めます。

 同じ93年の12月、「元同僚議員」の新間氏は、名古屋地裁で禁固6か月。

 執行猶予つきの有罪判決で、仮に同じように「学歴詐称」していたとすれば、かたや「政務次官」かたや「一審有罪」、天と地ほどに命運が分かれたことになります。

 しかし「小池百合子」と「新間正次」には、経歴詐称以外にも極めて特徴的な共通点が存在します。

 それは「父の影」。

 そして、父親が率先して我が子に「学歴」をつけるべく、あれこれ工作したと思われる形跡が残っていることも、小池百合子さんは新間正次氏と似通っているのです。