長門伊瀬灯台(15時)
角島(つのしま)へ渡るための角島大橋は、海の中を伸びゆく長いラインから、絶景橋として知られている。橋を渡る途中から見えるのが、長門伊瀬灯台(ながといせとうだい、山口県下関市)だ。
角島大橋のちょうど中間点付近に、道の両側が少し広がっているところがあるので、クルマを止めてゆっくりと鑑賞できる。
小さな島というよりは岩場のようなところに立ち、人が近づくことはできない。そんな孤高な場所で淡々と役目を果たす姿を見てあげてほしい。
角島灯台(15時半)
灯台めぐりの真打ちは、角島灯台(つのしまとうだい、山口県下関市)だ。地上から灯火まで26mという高さ、白く塗装しないで地肌を見せている花崗岩、灯塔上部のアーチ型の装飾や縦長の窓などのデザインセンスなどが組み合わさり、圧倒的な美しさを見せている。
角島灯台の初点灯は1876年(明治9年)。当時この高さのものを作るには、相当の苦労があっただろう。その苦労を忍びながら内部階段を上り、塔の上からの光景を堪能してほしい。
このあと1時間ほどで下関駅付近に戻れば、夕方5時ぐらいになっているはずだ。7時間の灯台めぐりはいかがだっただろうか。
六連島灯台の時刻は動かせないが、ルートや発着時刻はいろいろと作り替えられる。灯台が本来の仕事をするのは夜だ。夜に点灯したところを安全に見るなら、部埼灯台と2つの防波堤灯台がいいだろう。
なお、個々の灯台に行くまでの詳細な行程は、多くの写真とともにこちらで紹介している。
部埼灯台、駐車場からの急階段にちょっとビビる
数々の特徴を持つ六連島灯台だが、六連島自体の探検感もいい
きれいな形、無名、やま道アリの三拍子揃った特牛灯台
角島灯台に行く前に注目、見逃してはいけない長門伊瀬灯台がある