加藤茶の「お前のせいだ」発言は本当にあったのか
<仲本工事さん死去翌日に“ゴミ屋敷別居”妻が「戒名料を山分け」密談…事務所への不満も>
このタイミングで週刊女性自身11月8日号が葬儀前の様子を記事にした。仲本の死を機に純歌への誹謗中傷記事が一気に溢れることになるが、その初めの一歩がこの記事だったと言っていい。
記事によれば、仲本の死去翌日、弔問客への対応がひと段落就いたところで、純歌が関係者数人と焼き肉屋に出向き、そこで仲本の事務所から預かった戒名料60万円の一部を浮かし、その分を自分たちのものにしようと相談をしていた――というものだった。
しかし実際は、純歌は戒名料を浮かした分を事務所に返金していた。事実は記事の内容と違っていたのだが、これ以降、純歌に対するバッシング報道が続くことになった。最たるものは葬儀に顔を出した加藤茶が純歌に向かって「仲本がこうなったのはお前のせいだ」などと言い放ったとされる記事であろう。これについても、純歌はそのような事実はないと否定している。そして加藤茶サイドはこの件についてコメントは一切出していない。
一周忌を迎えるにあたって純歌は、筆者にこう語った。
「仲本さんが亡くなって、私は体調を崩し3カ月ほど床に伏していました。何もする気力もなく、毎日涙にくれていました。
高知から来てもらった母親らの献身的な介護でなんとか回復ができましたが、仲本さんの事故の原因は間接的ではありますが、週刊誌記事にあったと今でも確信しています。ペンの暴力で心を痛めた仲本さんの恨みを晴らすために私は仲本さんが悔しがっていたあの思いをただすように動いていくつもりです」
純歌にとって、まだ騒動は終わっていないのである。
(了)