共和党に突きつけられた高齢問題

 米国民の77%が、高齢を理由にジョー・バイデン大統領(81)の再選に反対している。

apnews:biden-age-poll-trump

 共和党もバイデン氏に反対するスローガンの一つに「高齢問題」を挙げている。バイデン氏はマコネル氏とほぼ同い年だ。

 だとすれば、「高齢問題」をマコネル氏に適用しないのではフェアではない。共和党へのブーメラン現象が起こっても不思議ではない。

 共和党支持の2つのメディアがマコネル氏の健康問題を取り上げた

「ナショナル・レビュー」は社論として院内総務を辞任するよう訴えた。

「マコネル氏は長い間、院内総務を務め、トランプ氏を支え、最高裁人事はじめ多くの業績を残した。その足跡は、上院のレジェントである故マイク・マンスフィールド院内総務(民主党、その後駐日米大使を歴任)に匹敵する」

「だが、最近に2度も起こった同氏の公の場での失語事件は、上院の指導者としては問題がある」

「指導者交代が緊急に必要だ。歯車を動かさねばならない」

「何も任期中に上院議員を辞めろとは言わない。下院議長を辞した後も下院議員として残っているナンシー・ペロシ議員の例もある」

「マコネル氏のこれまでの存在価値は、その賢明さと現実主義だ。今こそ正しい決断を望む」

nbcnews:marjorie-taylor-greene-says-mcconnell-not-fit-office-appeared-freeze