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(沢田眉香子:編集・著述業)
昔から漢方薬として用いられた
いま大バッシングを受ける昆虫食。
JBpressでも「『コオロギ食』への差別行為が横行、嫌なら食べなきゃいいだけなのになぜ」などの記事が、大いに「燃えて」しまった一件だ。
世間がコオロギで大騒ぎする中、全く違ったフィールドで、昆虫と自然の未知のコラボレーションと言える食品を提案し、300万円のクラウドファンディングを成功させてしまった京大生がいる。
その昆虫食とは、なんと「虫の糞を抽出して飲むお茶」。
開発したのは、京都大学大学院農学研究科博士課程でイモムシと植物と寄生蜂について研究している、丸岡毅さんだ。
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糞を口にすると聞くとショッキングなのだが、実は虫の糞のお茶は昔から漢方薬として用いられ、蚕の糞茶は日本でも一部の農家さんが自家用に愛飲しているという。