ある中国のウェブメディアが行ったアンケート調査によると、調査に協力した781人のうち過半数を上回る56.7%の人が「昼寝にお金をかけてもいい」と答えたという。このうち26%は「高くなければお金を払ってもいい」と答えており、中国ではやはりお金を払ってでも昼寝をしたいと考えている人は多いようだ。

アイマスクやホットドリンクも提供

 同映画館を紹介した記事によると、この昼寝場所提供サービスの価格は12.9元(約245円)と18.9元の2種類。12.9元の方はアイマスクを提供し、18.9元の方は、さらにホットドリンクも1杯ついてくる。安くて、静かで、快適な場所。果たして、映画館の新しい利用法になりえるだろうか。

 映画館で昼寝をすることについては、「昼休みは1時間しかないので、映画館で昼寝したくても行けない」「サラリーマンに昼寝する時間なんかあるか」「昼休みなんてない・・・」という人が多い。一方で、「映画館でいびきが聞こえたりして。眠れるといいけど~」「いいと思う。試してみたい」といった声もあるようだ。

 中国では昔から、仕事の昼休みに昼寝をする習慣がある。筆者も勤務先で、昼ごはんを食べた後に、自分の席でうつ伏せになって寝ている同僚をときどき見かける。昼寝をしないと、午後は元気に仕事ができないという友人もいるほどだ。

 映画館にとっては、コロナ禍の中で新たな収入源を探し求めた結果である。一方、消費者にとって、わざわざ昼寝にお金をかけることは一種のストレス解消であり、ある意味、自分へのご褒美だとも言えるかもしれない。