コロナ後遺症で“眠たい人”が増加

 中国政府は昨年(2022年)12月初旬、ゼロコロナ政策をウィズコロナに一転。突然の政策転換によって、コロナ感染者が爆発的に増加した。

 北京大学の推計によると、中国国内のコロナ感染者は全人口約14億人の64%に当たる累計約9億人になった。わずか1カ月程度でこれまでの全世界の累計感染者数(米ジョンズ・ホプキンス大学の集計では約6.7億人)を上回ってしまったという指摘もある。

 実際、上海に住む筆者のまわりでも、感染していない人の方が少数派である。人に会うとあいさつ代わりに「コロナに感染した?」と聞くのが当たり前になり、感染後の後遺症について話をすることが増えた。

 筆者が聞く限りでは、コロナ後遺症として、「咳が止まらない」「喉に痰が詰まっている感じがする」という人と同様に多いのが、「夜眠れない」と「眠たくてしょうがない」というものだ。成都市の映画館のサービスはこれらの需要にもマッチするかもしれないと感じた。

 とりわけ、「コロナにかかってから仕事中に眠たくなりやすくなった」と言っている友人は少なくない。もちろん、昼食をとった後であることも関係しているのだろうが、以前より「最近はよく昼寝をしている」という人が増えている。