米国資本のファストフード店「CHIPOTLE(チポトレ)」でも、注文したサラダが紙製の容器に盛られて出てきた。現地の友人たちによると「ファストフード店では、使い捨てのプラスチック製容器は完全に姿を消した」とのことだった。
紙製ストローはすぐにペチャンコになってしまう。平面的な木製のフォークも持ちにくく、けっして使い勝手がいいとは言えない。しかし、ドイツ人はこうした不便さに文句を言わず、「これなら環境にいいね」と支持しているという。
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宿泊したホテルでは、歯ブラシやクシ、シャワーキャップのどれも、使い捨てのプラスチック製品は一切なかった。ドイツ経由で訪れた他のEUの国でも同様で、洗面台にはタオルとコップしかなく、その徹底ぶりに驚かされた。旅行の際は自分の歯ブラシを持参するのがもはや常識、といった状況だった。