早朝の江の島沖 釣行の風景

終盤戦のイナダ釣り

 秋から晩秋にかけて賑わうイナダ釣り。今年も終盤戦に入ってきました。

 例年この時期になると、イナダといえども50センチクラスに成長し、60センチ台に入ると大型魚で知られる「ワラサ」目前。

 パワフルな晩秋のイナダの引きと数釣りはこの時期特有の醍醐味です。

 さらに今年は成長の早い個体もいるようで、イナダの群れにワラサクラスも混じるなど、数は減っても型狙いが面白い展開になっています。

 今回は若干マニアックではありますが、晩秋の相模湾で、型狙いのイナダ釣りの考察やちょっとしたコツなどをご案内できればと思います。

 ブリ系のお魚は捕食行動がハッキリしているだけに、実釣時に少し立ち止まって考える時など、ご参考になれば幸いです。

散発的なアタリを拾うイナダ釣り

 以前ご紹介の「関東の壮大な回遊ルートでワラサ・イナダの群れを釣る」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/66458)」にも、秋から晩秋かけてのイナダ釣りに触れております。

 型が良くなる一方でお魚のアタリは散発的になり、「拾い釣り」のパターンに入っていくのが特徴です。

 あらかじめ「ポツポツ」としか釣れない展開を想定した作戦を立てておくことが基本ですが、たまに秋口のような「入れ食い」の日もありますので、当たればラッキーです。