なんとも心地いい陽だまり空間となっているが、開館当初から約20年間、アトリウムのほぼ中心に“恐怖のエスカレーター”とも呼ばれる「1階→5階直通」の長くて高いエスカレーターが架かっていたのだ。当時の写真を撮っていなかったので(無念)、ここはイラスト描き込みでご容赦を。まず現在。
そしてビフォー↓。真ん中やや奥に、ズドンと巨大な青いエスカレーターが架かっていた。
このエスカレーター、私も乗ったことがあるが、確かに怖かった。手すり壁は高くて幅があり、落ちるということはあり得ないのだが、視覚的に周囲にガラスがない状態であの高さはなんとも心細いものだ。もちろん高いところが好きで、ワクワクした人もいたとは思うが……。とはいえ、災害時の安全面を考えると、これだけの長さを避難箇所なしで一気に上るのは、ちょっとどうかと思う。