米国の電子タバコ「JUUL」(写真:AP/アフロ)

(郭 文完:大韓フィルム映画製作社代表)

 知られざる共産主義国家、北朝鮮の日常や社会システムを描く「北朝鮮25時」。今回は北朝鮮で大ヒットした商品について。北朝鮮にはとんでもないことを思いつく人が多い。

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 韓国人が好む言葉に「テバク」がある。極貧ながら善行をしてきた興夫が大きな鼓を打つと、金銀財宝が溢れ出て富者になったという韓国の古典小説「興夫伝」に由来する。

 人々は誰でも一度は人生のテバクを夢見る。努力以上の大儲けや報償を望む気持ちは、多くの人々に共通するだろう。通常は法やルール、善行などに基づくが、北朝鮮では違法な商品で大儲けした人が少なくない。

 数年前、北朝鮮で大ヒットした商品がある。 特別な技術力もブランドもない人物が北朝鮮で大ヒットさせた商品とは何なのだろうか。