5月26日に公開された厚生労働省の厚生科学審議会。分科会調査報告として「新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要」(https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000784439.pdf)の内容が波紋を広げています。
この内容を検討してみましょう。
報告によると、令和3(2021)年2月17日から5月16日までの、ファイザー・ワクチン接種直後に発生した死亡例は55件報告されています。
また5月17日から21日までの間に医療機関あるいは製造販売業者から報告された事例が30件あった。
合計85人の方が、ワクチンを接種した直後に亡くなっています。
この数字、少ないものではありません。また一つひとつ検討してみると、いろいろな意味で深刻な現状が浮かび上がってきます。
その最たるものは、上記55件について「専門家の評価」の結果でしょう。
◎ワクチンとの因果関係を否定できない(ある)もの・・・0件
◎ワクチンとの因果関係を認められない(ない)もの・・・0件
◎評価不能なもの・・・55件=100%
何も言えないのです。全面的に「判断不能」状況のまま、物事が進んでいる。