汚水はどうなっているのか。中国の地方に行くと、お店から汚水が道路に流れ出ていることがある。

 歩道の窪地や石の間には汚水が溜まり、異臭を放つ。これらの道路を歩いているとどうなるか。

 踏んだところが悪いとその泥水が靴下にかかる。ひどい臭いがするので、この靴下は洗濯しても履く気にはなれない。

 都会のビルは水洗トイレで、その汚水は下水に流れて処理されている。

 北京の政府機関やホテルが建ち並ぶ道路からの景観は超一級だが、その道路から100メートルも入ると、大都市の路地でも地方と同じ光景だ。

 中国の地方の市場では、鶏、蛇、蝙蝠を販売している。殺すと冷蔵できず腐るために、生きたまま売っている。

 狭いかごに鶏を何羽も押し込んでいるせいか、半死状態になっている。

 切り身の豚肉は、冷蔵庫ではなく板の上に直接載せ、腐りかかった肉も新鮮に見えるように血が振りかけてある。中国人は、腐った肉を買わされないように、念入りに見て選ぶのだ。

 これらの店から、動物が保有する菌が含まれた血液などの汚染水が、空き地や道路に流れ出で、そこに滞留すると、ウイルスのような新たな菌が出現し、繁殖するのは当たり前のことだ。

 動物や昆虫がこれらに触れれば、あるいは、人間の靴についても広範囲に菌が広がる。