世間は正月かもしれませんが、大学にとって1月は、何よりも「入試」のシーズンです。これは1年の最重要行事で、いささかのミスも許されません。

 また「卒業」のシーズンでもあります。

 入試で入ってくる人がいると同時に、卒業して行く人もいる。大学院も併設されていますから、単に学部卒だけでなく、修士論文審査、博士論文審査など、個別審査も山積することになる。

 要するに、忙しいということです。

 お盆や正月は、世の中は静かですが、役所は概算要求などで死にそうになる時期ですし、大学は入試や院試、論文や学位の審査で、スケジュールが真っ黒になる時期です。

 そして今回の犯行ですが、「学部3年」のリポート提出とあります。

 これは、期限を厳守してもらわないと一番困る対象になります。

 というのも、入試とか学位とか、他に動かせない日程が山ほどあるので、その合間に採点し、単位を発給するしかありませんから、決められたルールに従って、まるで税金の申告のように、きちんと履修してもらわないと

1 教員もしっかり採点できませんし

2 教員が採点した成績は、今日通常、電子システムを通じて事務方に受け渡され、教務担当の事務職員が整理して個別の成績に直さねばなりません。