「韓国のタリバン」束ねる文正仁補佐官

 もっとも韓国は「裕福な国だ」と言われるのは有難迷惑だ。

 経済成長率は今年は1%に落ち込みそうだし、輸出は12か月連続減少しそうだ。消費者心理も投資心理も冷え込んでいる。

 文在寅大統領の取り巻き左派系ブレーン*1「韓国のタリバン」にとっては一難(GSOMIA問題、日韓貿易摩擦)去って、また一難だ。

*1=文在寅政権は左翼・反日・反米の「386世代」が牛耳る政権とされ、その政治姿勢は一切の妥協を許さぬタリバンの原理主義にも相通ずるとの見方が米外交専門家の間にはある。

 その中心的人物、文正仁・統一外交安保補佐官(前延世大学名誉教授)は、このところテレビ・インタビューなどで強烈な対米批判を展開している。元々在韓米軍撤退要求論者だ。

 外交安保政策にそれほど自信のない文在寅大統領は文正仁氏に全幅の信頼を置いていると言われている。つまり「言いなり」なのだ。

 文正仁氏は、延世大学卒業後、米メリーランド大学に留学、博士号を取得した後、ウィリアムズ・カレッジ、ケンタッキー大学などで10年間教鞭に立った。

 その後、母校の延世大学で32年間教え、その間国際関係大学院院長を務めている。金大中、盧武鉉各政権で外交安保政策の指南役を務め、北朝鮮に対する「太陽政策」を推進してきた。

 米学界にも知人が多く、その業績から米国に対する劣等感や違和感はなく、米国人に対しても正々堂々と持論を述べることでも知られている。

 その文正仁氏は11月25日、韓国テレビに出演してこう述べている。