とにかく、めったやたらに手足をバタバタさせます。なぜでしょうか。

 身体に酸素が入ってこないというのは、生命にとっては非常にまずい状態で、生命の維持にも直結しますから、その緊急事態に対して様々なスイッチが入ります。

 危機を脱出するべくデフォルトの「暴れろ」反応がビルトインされているのだと思いますが、細かなことはそういう専門の方に教えてもらわないと分かりません。

 しかし、私がちが呼吸困難に陥ると、全身レベルでもリアクションがありますし、それは臓器のレベルでも、また細胞のレベルでも、細胞内の分子レベルでも「大変だ!」というリアクションがある。

 これは酸素呼吸という代謝で生命活動を維持するあらゆる生物にとってまさに「生命線」と言うべきレベルの話です。

 窒息しかけたとき細胞や分子はどう「暴れるか」どう「もがき苦しむか」という普遍的なメカニズム解明したのが、今年のノーベル医学生理学賞業績にほかなりません。

「低酸素症」という特殊な病気を研究し、その結果は貧血やがんの治療、応用にも役立っているみたいな、株価の推移が片目に入ったような解説未満は無視することをお勧めします(苦笑)