ミネルバⅡ1が、小惑星リュウグウ上をモーターの力でホップする様子のイメージ動画。(提供:JAXA)(画像をクリックして再生)

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 小天体を移動するロボットの実現は世界初だ。

「歴史をひもとくと、旧ソ連が(1980年代に)火星の衛星フォボスにホッピング型のロボットを分離した記録がある。だが分離直後に音信不通になった。欧州の彗星探査機ロゼッタでは、無人ランダー・フィラエが彗星に降りたが、移動機能はなく着陸機に近かった。実際、小天体で移動するのはミネルバⅡ1が世界で初めて」(はやぶさ2スポークスパーソンでミネルバⅡ1を担当した久保田孝教授)

 世界のどこも成し遂げられなかった難題を日本が実現した。これは快挙だ! 久保田教授はミネルバⅡ1で注目して欲しいポイントについて、「重さわずか約1kgだが、モーターで動きコンピューターを搭載。地球から3億Kmも離れたところで自分で考えて動く、つまり人工知能を持ったものが活躍できる。『日本の力って凄い』と若い人に見てほしい」と呼びかける。

ミネルバⅡ1の分離機構を説明する久保田孝「はやぶさ2」スポークスパーソン。