夜の植物園、妖精を探しに 上海の子どもたち

夜の上海植物園で遊ぶ小学生ら(2018年7月1日撮影)。(c)CNS/陳王宇〔AFPBB News

 前回は、算数の宿題から始めましたが、今回は国語の問題を親子で考えてみましょう。といって、大して難しくはありません。「交通安全標語」ご存じですよね?

 手を挙げて 横断歩道を 渡りましょう

 これが、どういう「文字数」でできているか、お分かりですか?

 てをあげて おうだんほどうを わたりましょう 

 は、原稿用紙のように文字にマス目を当てはめれば

 □□□□□ □□□□□□□□ □□□□□□□

 5文字、8文字、7文字になりますが、真ん中の8文字は7文字の「字余り」また最後の7文字は「わたりましょう」の「しょう」が一音節なので、結局、変形した5-7-5、つまり俳句や川柳と同じ骨格でできていることが分かります。

 さて「交通安全標語」や「俳句」のようなものを、いま小中学生、あるいは一般市民から募集して、審査しようというとき、

問1 審査委員会はいったい何々に一番気をつけなければならないでしょう?

 さらに

問2 交通標語や俳句を募集する場合、現代ではコンピュータ―を使って行わなければならない必須不可欠の作業があります。それはいったい何でしょう?