気候変動? 「タマゾン」川の恐怖
過日、都内某所で、JBPressの連載でもおなじみの小谷太郎君と会いました。彼は大学学部時代の後輩で、とある機会に顔を合わせたのです。
折しも気温が摂氏30度代後半に上昇しており「おかしくなりそうに暑いねぇ」と話しました。
私:「39度とか40度とか、インフルエンザの体温みたいなものだねぇ」
小谷君:「そうですねぇ」
私:「もしかして異常気象というより、気候変動で熱帯とか亜熱帯に近づいてるんじゃないかな・・・」
小谷君:「もうとっくにそうなってるんじゃないですか?」
私:「え?」
小谷君:「だって、もう東京では、そのへんにアリゲーター・ガーなんていう連中がうようよしてるんですから」
私:「アリゲーター・ガー?!」
ピラニアも増殖 アマゾン化する多摩川
アリゲーター・ガーというのは、ガーの仲間で、ガー目ガー科に属し、ガーの中でもアリゲーター・ガーは最大級に属して体長は2メートル程度まで成長、天然では3メートルを超えたものも捕獲された記録があり・・・。
などと言われても、「ガー」が何だか分からなければ、ちんぷんかんぷんですね。
アリゲーター・ガー(Alligator gar)というのは北アメリカ大陸で最大の淡水魚で学名を「Atractosteus spatula」といいます。
スプーン鱗魚とでも訳せばよいのか、口吻が匙のような形をした巨大なお魚で、シーラカンス、ギンザメなどに次いで古い歴史を持つとされる。端的に言えば「生きた化石の巨大魚」ですね。