ブロガーのシンシアリー氏は『韓国人による恥韓論』で、次のように書いている。
「現在、約175万人の高齢者が古紙や空き缶を拾って生計を維持していると言われています。夜に散歩でもしていると、廃紙(古紙、ダンボールなど)を拾う老人たちを見つけるのは難しいことではありません。老人二人がダンボールを取り合いながら喧嘩をし、車道の方に押された人がトラックに轢かれて死亡する事件もありました」
韓国という国の宿痾
韓国に造詣の深い重村智計氏は「一度譲歩すると、また新たな要求が出てくる。合意したことをきちんと文書に残し、繰り返し確認して公言する努力を怠ると、形を変えて同じ要求が繰り返される」(『WiLL』2012年10月号)と述べている。
韓国の勝手な解釈に翻弄される日本を見て、李明博大統領(当時)は、「日本の影響力は昔と同じではない」と豪語し、「日本が慰安婦問題を解決しないから」と日本を見くびった行動に出た。
それが竹島上陸であり、天皇を「日王」と蔑む表現で謝罪を要求したことである。
本当のことで日本が責められるならば致し方ない。しかし、慰安婦の強制連行は全くの捏造であり、日本を貶める策謀でしかなかった。
各種資料を調べても強制連行を裏づける資料はなかったが、「強制連行を認めれば終わりにする」という韓国の甘言に乗せられた河野洋平官房長官(当時)は相手の意を汲んだ談話を出した。
しかし、河野談話が終結をもたらすどころか、日本の「強制連行」を裏づける“権威ある”「根拠文書」とされ、国連のクマラスワミ報告に書きこまれ、米国のマイク・ホンダ下院議員が主導した謝罪要求決議案にも利用された。
なお、息子の河野太郎議員はホンダ議員が決議案を準備していた際、日本人が阻止すべくワシントン・ポスト紙に意見広告を出したところ、「ああいう広告を出したから決議されたんだ」と発言している。
「親子そろって国賊的、売国奴的なのです」と難詰し、洋平氏に授与された桐花大綬章の剥奪を提言したのは渡部昇一氏 (同上『WiLL』) である。
憲法裁判所は「韓国政府が慰安婦への補償について日本政府と外交交渉しない不作為は憲法違反」だとした判決を2011年8月に下している。