2016年の大統領就任祝賀舞踏会。フランク・シナトラの「マイウエイ」に合わせてダンスするトランプ夫妻（2016年1月20日、写真：ロイター/アフロ）

20日の就任式に軍隊・州兵1万2000人出動

　ドナルド・トランプ第47代大統領の就任式が10日後（1月20日）に迫った。

　首都ワシントンには1万2000人の米軍、州兵、連邦捜査局（FBI）、ワシントン市警、シークレット・サービスらが出動し、さながら戒厳令下の就任式となる。

　式典、その後ホワイトハウスまでのパレードには100万人の市民が集まると予想されている。

（Defense Department prepares for Inauguration Day）

　大統領就任を祝う晩餐会、ダンスパーティ、イベントなどには、2016年の時で1億4000万ドル（約165億円）の費用がかかった。

　すでにトランプ支持の億万長者はじめトランプ政権下で要職や大使職を狙う小金持ちが献金している。

（Where’d Trump’s Record Inauguration Spending Go? 'It’s Inexplicable' | Trump, Inc.）

　2024年12月29日に逝去したジミー・カーター第39代大統領追悼のため連邦政府、議会は30日間、半旗を掲揚することになっている。

　しかし、トランプ氏は大統領就任式では国旗を旗竿の最上部まで揚げさせる予定だという。