入学後、授業料以外にもかかる想定外の費用
入学前にこれだけのお金がかかるわけですが、入学後は学費の支払いが待っています。とはいえ、学費については、それなりに覚悟はできていたので、想定内ではありました。
Sさんご夫妻を悩ませているのが、学費以外の想定外の費用です。
では、具体的に私立中学に入学するとどんな費用がかかるのか「子供の学習費調査(2023年度)」を元に「学校教育費」の支出構成を見てみましょう。
私立中学の学校教育費の内訳を見てみると、入学金11万9829円、授業料45万8018円、修学旅行費等6万5276円、学校納付金等17万2268円、図書・学用品・実習材料費等8万135円、教科外活動費6万5131円、通学関係費15万5293円、その他1万2111円となっています。いずれも公立中学に比べて高額な費用がかかります。

まず、中学に入学すると、ほとんどのご家庭で子供にスマホを持たせるようですが、Sさんのご家庭も娘さんにiPhoneを購入しました。また、授業でiPadを活用するとのことで、入学時にiPadも購入しました。
自宅から学校までの距離が遠く、毎月1万円程度の定期代もかかります。学校行事が盛んな学校ということもあり、学校行事のたびに、数千円程度から数万円程度の費用がかかります。
中学3年生の時に予定されている修学旅行の旅行先は欧米が予定されており、その積立金に毎月数万円かかります。
さらに、部活代や子どもの交際費も想定以上にかさみ、中学入学後、学校関連の費用が家計をますます圧迫するようになっているそうです。
ここで、私立中学入学後にかかる主な想定外の費用についてまとめておきます。