【講評】1位の2人になぜ批判が止まらないのか
お二人とも、謝罪はしています。ただ謝罪はしているものの、それぞれ指摘を受けている学歴詐称やラブホ通いではなく、「世間を騒がせた」ことに対して謝罪しているようにしか見えません。
問題の本質をずらしただけで、謝罪としては成立していないといえます。だからこそ、いまだに批判が収まらないのでしょう。
選挙で選ばれる政治家は、良識やモラルを備えているというのが前提で今の政治システムは作られていると思います。しかしそれらの範疇からはみ出す人が現れ、選挙実施費用などにムダな税金が使われることになっています。結局、ツケは市民・国民に回ってきています。
伊東市議会は首長による「大義なき解散」について、議会解散権のあり方を見直すべきだとして国に見直しを求める意見書を提出しました。
批判されている点への回答・対応を拒否している点で、このお二人はかなり似通ったところがあります。
もはや謝罪の失敗というより、謝罪をする気がないものと感じられます。だからいつまでも批判も収まらず、「次」にフェーズが進まないのでしょう。