【マズかった謝罪・第2位】広陵高校

 高校野球の強豪・広陵高校(広島)で、部員による暴力行為があったことがSNSで告発され、炎上状態になりました。広陵は夏の甲子園大会に出場し、1回戦を勝ち抜いた後、大会途中で出場を辞退するという異例の事態となり、校長による経緯の説明や謝罪が行われました。

 しかし、この場で話された内容は、自らのチームで起きた暴力事件についてだけではありませんでした。同校に対するSNSでの誹謗中傷などについても触れたのです。

広島市の広陵高(写真:共同通信社)

 このことで、学校側の責任を重く感じていないのではないかという批判を呼んでしまいました。

 謝罪において、自らの責任以外の話はタブーです。もちろんネットにおける中傷はする方が悪いのですが、事態が収まってからでなければ、誰も聞く耳を持ちません。この話は、謝罪とは分けてするべきでした。