【楽天証券】「NISAつみたて投資枠使い切り設定」「かぶピタッ」が便利

 楽天証券で2025年11月23日から始まる「NISAつみたて投資枠使い切り設定」では、年間投資枠を上限に既存の積立設定に上乗せして積立金額を増額できます。

 たとえば、11月時点でクレカ積立を利用して100万円投資している人が、12月はクレカ積立10万円+NISAつみたて投資枠使い切り設定(証券口座引き落とし)10万円投資することで、つみたて投資枠を使い切ることができます。

 NISAつみたて投資枠使い切り設定を利用すれば、既存のクレカ積立の設定を変更する必要がありません。2025年は12月17日までに設定すれば12月18日に買い付けられます。

 成長投資枠で株式投資している方は「かぶミニ」「かぶピタッ」が便利。かぶミニは1株単位で株が購入できるサービス。かぶピタッはNISA口座限定・スマホ取引限定ながら株価にかかわらず100円から好きな金額を指定して株が購入できるサービスです。「かぶミニ」よりも非課税投資枠の端数を使い切りやすいのがメリットです。

【SBI証券】「NISA枠ぎりぎり注文」「課税枠シフト注文」が使える

 SBI証券の「NISA枠ぎりぎり注文」を利用すると、12月の投資金額から分配金再投資の分を自動的に差し引いてくれます。分配金が再投資されることで「非課税投資枠が12月の積立設定額より少なくて投資できなかった」となることを防ぎ、きちんとつみたて投資枠の非課税投資枠120万円をフル活用できます。

「課税枠シフト注文」では、成長投資枠でNISA投資可能枠を超えた積立設定を行ったときに、超過分を課税口座(特定口座または一般口座)で投資してくれます。単元未満株の購入サービス「S株」では1株単位で株が購入できるので、非課税投資枠の端数の活用にも役立ちます。