アシックスを着用する4校の主力が語る箱根駅伝
今回のイベントにはアシックスのユニフォームを着用する4大学の主力選手が登場。箱根駅伝の目標をフリップに書き込んだ。
まずは全日本大学駅伝で6位に入った帝京大の主将・柴戸遼太(4年)。目標はズバリ、「5強崩し」だ。前回の箱根と今年の全日本で5位以内に入った青学大、駒大、國學院大、早大、中大に強烈なライバル心を抱いている。
「この一年間、5強を1校でも崩してやろう、という気持ちでスタートしました。全日本は、あと少しで手が届く位置まできて、『5強崩し』が現実味を帯びてきたと思っています。帝京大は選手層の厚さが武器です。箱根は10区間あるので、エース区間以外で追い上げて、特に復路で巻き返していきたい」
帝京大・柴戸遼太
続いて、箱根駅伝予選会で日本人トップの個人7位に食い込んだ中央学大・近田陽路(4年)は「2区65分台」を目標に掲げた。
「チームは箱根駅伝のシード権獲得を目指しているので、特に1区と2区は凄く大事になってきます。2区は年々レベルが高くなっているだけに、65分台で走らないと、シード権が見えてこないと思っています。まずは自分がチームに勢いをつけたいです」
中央学大・近田陽路
箱根駅予選会で個人トップに輝いた山梨学大のブライアン・キピエゴ(3年)も2区を予定しているという。前々回は同区間で16位から12位まで順位を上げているが、今回は「チーム目標のシード権獲得に向けて、トップ5までに上げたいと考えています」と意気込んでいた。
山梨学大・ブライアン・キピエゴ
それから前回、山で3人抜きを演じた早大・工藤慎作(3年)が「5区区間新」の目標をぶち上げて、会場を沸かせた。