参政党は9月、政調会長補佐のポストに元自民党衆議院議員の豊田真由子氏を起用する人事を発表しました。夏の参院選で躍進を遂げたばかりの党に、霞が関や永田町でキャリアを積んだ豊田氏が、政策立案の実務を担うポジションに就きました。
今回のYouTube番組「西田亮介の週刊時評@ライブ」では、豊田氏がゲストに登場! MC・西田亮介さん(日本大学危機管理学部教授)と、参政党に加わった背景や、自公連立の崩壊という大政局、永田町の実態などについて、たっぷりと意見を交わしました。
※収録日は2025年10月10日。詳しい内容は、JBpressの公式YouTube番組「西田亮介の週刊時評@ライブ」でご覧ください。
ずっと永遠じゃない、恋愛も夫婦も自公連立も…
西田亮介氏(以下、西田氏):この動画を収録している10月10日、公明党が自公連立を解消すると発表しました。この公明党の連立離脱、どういうふうにご覧になっていますか。
豊田真由子氏(以下、豊田氏):本当に離脱しちゃうんじゃないかなとはちょっと思っていたので。ただ、これからみなさんどうするんだろうなと。
西田氏:豊田さんはかつて自民党にもいらっしゃいました。自公連立が終わるってお考えになったことはありますか。
豊田氏:当時はもうそんなこと考えられないって、両方とも思っていたと思いますよ。与党に入るっていうことの価値って、やっぱり計り知れないので。実際、政策を作るという目的を達成することもできますし、自分の支持者を含めて、影響力という意味においては、公明党にとって与党にいることの意味はものすごく大きかったと思います。
逆に自民党の方も、特に衆院小選挙区の選挙では、私もそうでしたけれども、公明党から協力していただくことで票が乗るということがありました。本当にウィンウィンだったので。
このウィンウィンの蜜月がね……。でもやっぱり、恋愛も夫婦も、ずっと永遠じゃないですから。こういうこともあるんだな、と。