首都ワシントンへの州兵派遣を発表したトランプ大統領に反発する人々(8月11日、写真:ロイター/アフロ)
「今、そこにある脅威」を感じていない市民
米国のドナルド・トランプ大統領に夏休みはない。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との首脳会談を控え、「
トランプ氏は8月11日、首都ワシントンD.C.に「犯罪緊急事態」
主要メディアは取り上げないが、このところトランプ氏の「
そこでトランプ氏の「犯罪緊急事態」宣言も、ひょっとして「
(Donald Trump, Joe Biden and dementia: Why not to diagnose from a distance | Alzheimer's Society)
(Donald Trump's dementia is showing)
「首都は世界で最も超危険な町だ」
トランプ氏ご本人がそうした噂を耳にしているかどうか。いずれにせよ、馬耳東風の同氏は今回の決定の理由についてこう述べた。
「ワシントンの殺人発生率は、
「我々の首都は、暴力的なギャングや血に飢えた犯罪者、
そこでトランプ氏は、ワシントンの地方自治に関する法律(Ho
(whitehouse.gov/presidential-actions/2025/08/declaring-a-crime-emergency-in-the-district-of-columbia/)
米議会は現在、夏休みで休会中。
首都は夏休みを利用した観光客であふれているが、「
(Fact check: Violent crime in DC has fallen in 2024 and 2025 after a 2023 spike | CNN Politics)