
380億ドルの政府契約破棄と脅され、シュン
米国連邦政府の効率化でドナルド・トランプ大統領の懐刀だった億万長者イーロ
一時は「世界一の権力者vs世界一金持ち」
だが、大統領選での勝利に一役買った億万長者といえども、
トランプ氏はこう脅した。
「米国の予算を削る最も簡単明瞭な手段は、これまでイーロン(
トランプ、バイデン両政権は、マスク氏が経営するEV(電気自動車)「
(Elon Musk’s business empire is built on $38 billion in government funding - Washington Post)
それを止められては、さすがにマスク氏もたまったものではない。「
トランプ氏から一目置かれ、またマスク氏が「First Buddy」(最初にできた相棒)
「『壮大で美しい法案』は、
友人2人の助言もあってか、マスク氏は6月7日、
「全面降伏への序曲だ」(主要メディアの政治記者)
*1=「エプスタイン・ファイル」とは、2019年7月、
大規模で言語道断な、バラマキ法案
マスク氏のSNS上での下剋上の経緯はこうだった。
マスク氏はまず、上院で審議中の「歳出法案」(トランプ氏は「
「申し訳ないが、これ以上は耐えられない。
(This massive, outrageous pork-filled Congressional spending bill is disgusting abomination)
「この法案に賛成する者は恥を知れ。自分自身は間違いだと分かっているはずなのに、米議会は米国を破綻させようとしている」
これに対して、反論したのは共和党幹部ではなく、
「イーロンとはグレートな関係を結んでいる。だが、それがこれからもずっと続くかは分からない。私は今、彼に非常に失望している」
「私はイーロンをずいぶん助けてきた。