ちゃっかり他人のコンテンツで商売をした朝日
次の朝日新聞デジタルのコンテンツからの引用を見てほしい。

一読して強烈な違和を覚えた。筆者らが語った内容にあまりに似通っていたからだ。執筆した記者の名前は表記されていない。
公開されたのは、我々のコンテンツが公開された翌日の2025年5月23日のこと。「出所」には「16日収録のインターネット番組で」と記されている。
前述のように我々のコンテンツも5月16日に収録している。
「これは我々のコンテンツの引き写しではないか」。そのように感じて動画を調べてみたところ、以下の動画の約3分40秒以降のくだりとほぼ文言が重複することを確認できた。
◎【西田亮介が詰める!元議員4人公認】国民民主党・伊藤孝恵氏はどう答える?/確認書の真意/手取りは本当に「もっと」増やせる?/国民民主は政策オタク...
インターネットには無数のコンテンツが溢れており、「16日収録のインターネット番組で」などという記述でコンテンツを特定できるはずもない。ネットのコンテンツゆえ、紙幅とも無縁であることは明らかだ。筆者が特定できたのは著作者だったからだ。
先の引用を見ればわかるように、同ページは広告コンテンツに囲まれ、有料会員サイトの導線になっている。
それだけではない。同社はなんとYahoo!ニュースにも転載していた。
幾ばくかの広告収入、場合によっては有料会員収入が発生していることは想像に難くないし、Yahoo!にコンテンツを提供することで、朝日新聞社に入るコンテンツフィーの一部を構成しているはずだ。

朝日新聞社はちゃっかり他人のコンテンツで商売をしているのだ。
我々が文字起こしコンテンツも展開しているにもかかわらずである。
JBpressはネット界の老舗とはいえ、朝日新聞のような大企業とは比べ物にならないほど小さな新興企業である。このような不公正が許されるのだろうか。