正副大統領、閣僚候補は防弾チョッキ着用

 一方、トランプ政権に入閣予定の閣僚候補者への爆破予告と嫌がらせ行為が、頻繁に起こっている。

 トランプ氏の政権移行チームの発表によれば、6人の閣僚候補が11月26日の夜から27日の朝にかけて、爆弾を仕掛けたとの脅迫や、ニセの通報で自宅に武装警察が駆けつける「スワティング」(Swatting)と呼ばれる嫌がらせを受けたという。

 政権移行チームは、「トランプ大統領は脅迫や暴力のような危険行為に屈することはない」との声明を発表したが、連邦捜査局(FBI)に対し、警備体制の強化を要請した。

 脅迫やスワティングを受けたことを明らかにした閣僚候補者は、以下の6人。

〇マット・ゲーツ司法長官(すでに辞退)爆破予告
〇ハワード・ラトニク商務長官、爆破予告
〇ローリー・デルマー労働長官、スワティング
〇ブルック・ロリンズ農務長官、スワティング
〇リー・ゼルディン環境保護長官、爆破予告
〇エリース・スティファニック国連大使(閣僚級)、爆破予告

Trump Cabinet Picks Targeted with Death Threats: 'Bomb Threats,' 'Swatting'