芸能界の一大事、松本人志騒動
この年末年始における芸能界の一大事は、「週刊文春」で報じられた松本人志の「俺の子ども産めや!」事件であろう。以下は2023年12月27日発売の週刊文春(1月4・11日号)の記事に基づいている。また、その後の経緯と、2024年1月10日発売の同誌(1月18日号、電子版は1月9日発売)の記事を受けた内容を、記事末に追記した。
いまから約8年前の2015年冬、松本人志(60)と芸人の小沢一敬(50)と放送作家Xは、小沢に集められた芸能界関係のA子さんら女性3人と飲み会をした。
松本は「日本の法律は間違ってると思うねん。日本は俺みたいな金も名誉もある男が女をたくさん作れるようにならないとあかん。この国は狂ってる。なんで嫁を何人も持てないんや」とオダをあげた。
そのあと松本は女性陣一人ひとりに「で、俺の子ども産めるの? (略)俺の子ども産まん?」といったという。小沢は「良かったねぇ。松本さんにそんなこと言ってもらえることないよ!」とヨイショしまくっていた。
しかしなにぶん8年前のことである。携帯電話は小沢に取り上げられていたというが、A子さんは高性能のICレコーダーでも持っていたのか。
その後、「女衒」小沢のしきりで男女3組のペアになり、松本は嫌がるA子さんに性的行為を強要したという。そして順繰りに3人の女性を交代させ、おなじような行為が行われた、というのである。
大阪行きの新幹線で、文春が突撃取材をした。松本は「わかんないすっね。笑っちゃうくらいわかんないですね」と薄ら笑いで応対をしていたが、A子さんに対する行為を問われると一転、「鼻息も荒」く、「証拠見せてよ。わかんない! 記憶ないって言ってんじゃん!」「だから証拠見せてよ!」と態度を一変させた(以上「週刊文春」2024年1月4日・11日号)。