ポルトガル南部の町、ファーロでは、朝の散歩から帰ったサビ猫が、家に入れず困っていました。
どの猫も模様が美しく、愛嬌たっぷりでステキです。さて、私の一番のお気に入りをご紹介しましょう。
ギリシャのドデカネス諸島のひとつハルキ島で出会った三毛猫です。最初、左側から見たときは、シッポと肩から上だけが三毛模様だったので、白い部分の多い三毛だなと思いました。
ところがその後、向き直ると体の右側が見え、丸い模様が散らばっていました。とても珍しい三毛模様ですので、この三毛さんが、一番!
新美 敬子
にいみ けいこ(ウィキペディア) 愛知県豊橋市生まれ。犬猫写真家。世界を旅して出会った猫や犬と人々との関係を写真とエッセイで発表し、人気を得る。30年以上にわたり年に数回、海外へ撮影旅行に出かけている。代表作『旅猫』(講談社・フォトルピナス)をはじめ、『マルタの猫』『すて猫カテキン』『猫の旅 地中海』『犬を旅する。』『世界の看板にゃんこ』(すべて河出書房新社、電子版あり)、『猫のハローワーク』『猫のハローワーク2』『世界のまどねこ』(講談社文庫)など、著作は60作を超える。ブログ「世界のまどねこ」(うちの猫や旅先で出会った猫、犬の写真。ほぼ日記。)はこちら。
■2年前に実施した前回のグランプリはこちら
一番の男前はだれ?ボス猫世界選手権を開催!
一番だらけているのはだれ?ぐうたら猫世界選手権
美柄・変柄、個性豊かな三毛猫世界グランプリ
どの猫がかっこいい?キメポーズ世界グランプリ
なかよし猫たちの「ツーショット」世界グランプリ
どの店に行きたい?招き猫世界グランプリ
住宅地、港、庭の花…猫はどんな風景にも映える
かっこよくて賢い、世界で出会った表情豊かな犬たち