こんにちは、世界を旅する犬猫写真家、新美敬子です。この連載を始めて2年半。これまでに世界各地の猫(と犬)をおよそ1000匹、ご紹介してきました。

 今回はその中から、きれいな模様や変わった模様の三毛猫をピックアップしました。あなたはどの猫の柄が一番気に入りましたか? 記事の最後で、私の「一番」もご紹介します。

 キューバの中央部、トリニダーで出会ったのは、はっきりと色が分かれた、きれいな三毛です。この三毛は、自分がきれいだということをわかっていることが、この振り向き方でだいたい想像つきます。

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 この三毛の柄は少し変わっていて、茶色と黒の部分がスポッテッド(斑点)です。

 東欧ブルガリアの首都ソフィアに、飼い猫と思われる白黒猫がいました。すると、三毛猫が白黒猫との間に割って入ってきました。お母さん猫が子どもをかばったのかもしれません。