3．合成で笑える写真

　北朝鮮は、金正恩総書記を首領様、素晴らしい指導者として、国内外に宣伝したい（認知戦）ために写真を合成し、時に笑えるものになってしまっている。

　本来であれば、実際に指導しているところを撮影すれば問題ないと思うのだが、このことができない理由があったのだろう。

　金正恩氏と側近は一緒に写り、工場関係者とは別に写していたのは、北朝鮮が新型コロナウイルス感染症拡大の時期で、コロナの検査をしている側近とは一緒に写るが、検査をしていない工場関係者とは一緒にならないように注意していたからであろう。

　また、金正恩氏の軍事関係の写真では、軍事専門家から見れば、ちょっと笑えるものだった。

　極東では、北朝鮮の軍事的脅威が飛躍的に高まっているが、一方で、このような写真が出てくると、この国は本当に軍事強国なのかと感じるところでもある。

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